Illustratorでドキュメントを新規作成する時は、必要な項目を入力し、さっと開いて作成して行きます。新規作成はスピード勝負でもあるので見過ごされがちですが、実は、現在Illustratorの新規作成画面はさまざまな機能が散りばめられています。
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へぇー、どんなのがあるんだろう♪
自分にとって使える機能もあるかもしれませんので、ぜひ、探求してみてくださいね。
新規ファイルを作成
Illustratorを立ち上げると、こちらの画面が開きます。
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では、それぞれの項目を解説します。
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①ホーム:現状の画面がホーム画面
②学ぶ:最新版Illustratorの新機能紹介やチュートリアル一覧を表示
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③新規作成:新たなドキュメントを開く
④開く:既に作成途中、もしくは、作成済みのファイルを開く
⑤検索:Adobeのホームページからチュートリアルや情報、Adobe Stockからテンプレートや画像などが検索できる ※Adobe Stockは有料なので利用する時は契約をしてください。
⑥アカウント情報:Adobeのアカウント情報の表示
⑦新規ファイルを作成:基本サイズのドキュメントを開く
⑧最近使用したもの:最近使用/作成したファイルの新しいものから20個表示
⑨並び替え(最近使用したもの):「名前」「最近の使用」「サイズ」「種類」、「昇順」「降順」が選べる
⑩表示方法(最近使用したもの):「タイル形式」か「リスト形式」
⑪フィルター(最近使用したもの):最近使用したものの中から検索
Adobeはチュートリアルが充実しているので、⑤でIllustratorから直接検索がしたり、どんなのがあるのか確認できたりするので便利ですね。Adobeのテンプレートはテンプレートとして使うだけじゃなく、どんな風に作ってるか紐解くのにも使えますね。
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チュートリアルやテンプレートって楽しそう♪
新規ドキュメント
新規ファイルの③「新規作成」をクリックするとこちらのウィンドウが立ち上がります。こちらは「最近使用したもの」のウィンドウになります。
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では、それぞれの項目を解説します。
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①制作するドキュメントの種類:各基本サイズのプリセットと各テンプレート。「モバイル」「Web」「印刷」「フィルムとビデオ」「アートとイラスト」のタブがある
↓↓例)「印刷」タブ
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a 基本サイズのプリセット一覧:よく使用される基本のプリセットが数個表示。「すべてのプリセット表示+」でタブに登録されているプリセットが全て表示
b テンプレート:開いたタブに関連づいたAdobeに登録されているテンプレートを表示 ※こちらに表示されているものは無料のものが中心ですが、有料/無料を確認をしてダウンロードをしてください
②新しいことを始めましょう。:青字は「制作するドキュメントの種類」へリンク。こちらはあまり使用しません。
③最近使用したアイテム:最近使用/作成したアイテムの表示。もっとも使用する場所です。
④検索:Adobe Stockからテンプレートの検索※Adobe Stockの利用は有料になります。
⑤プリセットの詳細:こちらは「初めてのIllustrator:まずは「新規作成」を覚える!」にて
⑥閉じる/作成:こちらのウィンドウを閉じる/設定した内容で作成する
実際に使う場所は少ない
それぞれの役割等を説明しましたが、実際に使う場所は少なく、そもそもこれらのダイアログを使用せず、直接プリセットの詳細設定のダイアログを使用して開く人も多くいます。その方が早いんですね。
でも、初心者の方は、こちらにあるチュートリアルなども活用して、ぜひ、イラストレーターに慣れて、制作を楽しんで頂きたく思います。
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